前回の記事、「死」を感じて「生」を輝かせる vol.1 の続きです。

恵の一言で

『人生は一度しかない』

ことに気づいた僕でしたが、

現実に起こることは

相変わらず同じことをループしていました。

そのループとは、

1.自分自身の価値をもっと高めたい!

2.人からの評価や賞賛をたくさん集めたい!

3.与えられた仕事を一生懸命頑張ってやり遂げる!

4.思ったような評価や賞賛が得られない

5.自分の価値がちっぽけなものに感じる

1.自分の価値をもっと高めたい!‥

こんな感じで、自分を認めてほしくて頑張るのだけど、

認められずに、

さらに頑張り続けるパターンを繰り返していたのです。

「あれっ?おかしい。なんか同じこと繰り返してないか?」

と、うっすら気づいたこともありましたが、

人からの評価が自分を満たすのに必要と思ってたので、

頑張ることをやめることが出来ませんでした。

そして、このループの面白いところは、

一周毎にだんだんとハードモードになっていくところ(笑)

頑張れば頑張る程、

自分の存在価値の軽さに耐えられなくなっていく。

どんどんハードモードが深まる中、

ある大きな仕事をやり遂げた時、

とうとう体調を崩してしまいました。

突発的に高熱が出て、

自分の身体の調子が全く読めない状態。

けど、

熱がなければ普通だった(と思っていた‥)ので、

天気の良い気持ちがいい日に、

海の堤防沿いを散歩していた時のことでした。

堤防沿いの高い場所にある散歩道を歩いた時に、

ふとある気持ちになったのです。

「堤防の向こう側も気持ちよさそうだな~。向こう側に行ってみようかな。」

・・

・・

2秒程の間が空いた後、ハッ!と気づきました。

堤防の向こう側に行っても大丈夫だと思っていた自分に。

 

落ちたら怪我ではすまないかもしれない高さ‥

その時、僕は生まれて初めて

『死』

を、リアルに体感したのでした。

「あのまま行ってたら、さっき、死んじゃってたかもしれない」

「生と死の境って全くないのと同じなんだ」

「今度、さっきのような気持ちになったら、向こう側に行かない自信がない」

色んな感覚が、バッと心の中に押し寄せてきました。

それは一瞬のようで、でも、とても長い時間のようで。

そして

そんな自分自身に、

呆然とする状態の中で湧いてきた、

『僕って何で生きてるんだろう?何のため生まれてきたんだろう』

という想い。

「家族と一緒の時間をもっと味わいたい!」

「やりたいって思うことを精一杯表現してみたい!」

という内側の声が聞こえ始めました。

ハッキリと『死』を感じた、あの瞬間に

初めて僕は『生』を感じることができたのです。

まさに一度、死んでから生き返ったような気分でした。

この時から、僕は、

『生』と『死』と、片方ずつ手を繋ぎながら暮らしています。

『死』は僕にとって怖い存在ではありません。

『生』を輝かせるためには、

絶対不可欠な素晴らしいパートナーです。

どうか、必要以上に『死』を恐れないでください。

『死』をしっかりと見つめてあげてください。

死を意識した時、

限りあるこの生をどう活かすのかが見えてきます。

死があるからこそ、

この瞬間を本気で味わおうという真剣さが生まれます。

死を遠ざけ、

ただただ生き残るためだけに、命を使うのか

死を意識し、

限りあるからこその生の喜びを味わうために、命を使うのか

あなたは命をどのように使いたいですか?

ちょっと暗いテーマだけど、僕なりの人生の捉え方をシェアしました。

これは、色んなことの前提になる大事な感覚なんです^^

守屋大介