“unsung hero”

僕が好きな言葉の一つです。

“歌われることのない英雄”

直訳するとこんな感じでしょうか。

 

一般的には

縁の下の力持ち

と訳されることが多いようで

陰のヒーロー

陰の功労者

という訳が用いられる場合もあるようです。

 

 

これを

身体の中の“筋肉”に当てはめてみましょう。

 

よく注目されるメジャーな筋肉というと

僧帽筋・広背筋・大殿筋・上腕二頭筋 など

を挙げることができます。

筋肉の中でもかなり大きく(長く)

その分、大きな力を発揮する役割を担ってます。

(いわゆるアウターマッスル)

 

“みんなが知ってる表舞台のヒーロー”

 

 

その一方で

背骨と背骨の間を繋ぐ筋肉

多裂筋・回旋筋・横突間筋・棘間筋 など

大きさも小さい(短い)ため大きな力は発揮できません。

ですが

手足の運動に伴う背骨の位置(姿勢)を調整したり

小さな力から始まる“運動の起こり”の役割を担っています。

(いわゆるインナーマッスル)

 

身体の奥(背骨の周り)にあり意識しづらい

“みんなが気づきにくい陰のヒーロー”

 

 

この二つの関係は“陰陽”と同じで

どちらの方が大切というわけではなく

お互いに機能しあうことで運動の遂行を達成していきます。

大きな筋肉が力を発揮できるのも

背骨という土台を安定させたり方向を調整する

小さな筋肉の働きがあってこそなのです。

 

ところが

現代においては必要以上に

大きな筋肉達(表舞台のヒーロー)が優位になっています。

そして

小さな筋肉達(陰のヒーロー)は眠ってしまい働きを失っている状態です。

 

そうなっているのはいくつかの理由があると思います。

 

最も大きな要因となっていることは

現代が過度なストレスにさらされてる社会になっていること。

ストレスにさらされると興奮を司る交感神経が働きっぱなしになり

心身共に戦闘(サバイバル)状態が続きます。

この時、より大きな力を発揮する筋肉は常に緊張状態が続き

その反対に、小さな筋肉達の働きは弱まってしまうのです。

 

もう一つ大きな理由として考えられるのは

生活の欧米化していったことで

西洋的な動きが主になり細やかな動きや所作が失われたこと。

これは日本人としての視点になるのですが

和服での所作・和式のトイレ・床の雑巾がけ

などの習慣が失われる中で、細やかな姿勢調整の必要がなくなり

身体の奥の小さな筋肉を使う必要性が低くなっていったことが考えられます。

 

 

ただ

ここで伝えたいのは

こんな社会だからしょうがないということではなく

今の状況を改めて認識することで

自らの身体のバランスを取り戻す意識に還ろう

ということなのです。

 

身体の奥の筋肉を再び活性化させるには

〇背中(背骨)の感覚を感じながら動かしてあげること

〇小さな負荷で持続的な運動をいれてあげること

〇ゆっくりとした呼吸を意識すること

〇深いリラックス状態を味わうこと

などといったポイントがあり

それらを理解すれば自分自身でケアしていくことができます。

 

身体の中の“陰のヒーロー”

が再び働けるようになると

細やかな仕事や運動のスキルが向上したり

大きな力を楽に発揮できたり

持久力が向上したりする

といった変化を感じることができるでしょう。

 

 

あなたの中の“陰のヒーロー”に意識を向けて

あなたが持つ潜在能力を開いてみませんか?

新しい感覚が誘う新しい暮らしがそこにはあります。

 

ケセラボではそんなみなさんをサポートしていきます!

 

お読みいただきありがとうございました

 

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