手の中にエネルギーを感じた次の日から、
病院の患者さんにリハビリをする時に、ヒーリングを試していきました。
施術者の意識と呼吸でヒーリングできるので、
普段のリハビリを行いながら、
相手に伝えなくても、簡単に試すことができちゃうんです。
今振り返ってみると、
たくさんの方にヒーリングを試す環境がある時に、
ヒーリングと出逢ったことは幸運でした。
そこからの1年で、しっかり体感を深められたことが、今に繋がっています。
ヒーリングを試してみて最初に感じたことは
手が温かくなっていくー!!でした(笑)
相手に触れているところが、ブワーっと熱を帯びていく。
リハビリの時に体に当てる機械で
“マイクロ波”の治療器があるのですが、
自分の手がその治療器になったような気分。
相手の身体の奥の方に、温かさが流れていくのを感じます。
それと同時に、身体の痛みが和らぎ、
みなさん気持ちよさそうに眠りに落ちていく‥
その心地よさにつられて、僕も眠くなる‥
その当時は
油断すると僕まで眠くなることも多かったんです(^^;
相手の心地よさに同調し過ぎていたんですね。
これも、今振り返るからこそ分かること。
また
病院に来られたり、入院している患者さんが、
常に興奮している状態であることも、よく分かりました。
ヒーリングをした患者さんは、身体の痛みがとれるだけでなく、
穏やかな心の状態に還ることが、度々、起こったのです。
「あ~~!やっとこの気持ちにもどれた~!」
とおっしゃった方もいらっしゃいました。
改めて考えてみると分かるのですが、
普通の日常を送っていたある日、
何かの拍子に転んでしまい、激痛に襲われながらも病院に運ばれ、
骨折していると言われ、手術が必要で、数ヶ月入院しないといけないと告げられる・・
どんな人であれ、心穏やかではいられないですよね。
それに、みんな頑張り屋さんだから活動(興奮)のスイッチが入りっぱなし。
自己治癒力を発揮するための、リラックスのスイッチに切り替えることが本当に難しいのです。
そんな当たり前のことにも、
ヒーリングを通じて、改めて気づかされたのでした。
また、ある外来患者さん、
病院に来るたび
「あの医者が診断を間違わなければ、こんなことにならなかったのに!」
といった感じで、誰に対しても攻撃的に接してしまう方がいました。
リハビリをする僕達としても、対応にとても気を使う方でした。
ヒーリングを知って間もない日のこと、
その方を施術するタイミングが訪れ、
しっかりとヒーリングを意識した施術をしてみました。
とても興奮している様子だったのですが、
間もなくスーッと眠りに落ちていかれました。
20分経って「終わりましたよ~」と声をかけると、
最初とは別人のような穏やかな表情で起き上がられ、
そっと胸の前で合掌しながら
「はぁ~‥ 疳(かん)の虫がとれた‥ ありがとう~」
と、おっしゃられ、そのまま穏やかな雰囲気のまま帰られたのでした。
一瞬何が起こったか分からず、僕の方が驚きましたが(笑)
その他にも
ヒーリングしていることを、相手に伝えてないにもかかわらず、
「あなた今、何か気功のようなことをしてますか?」
とか
「何か、あんたは魔法を使っている!」(表現が可愛かった~♡)
などと、ヒーリングをしていることに気づく方がいたり。
恵の体験なのですが、
長年の痺れの症状に苦しんでいた患者さんにヒーリングをした時、
相手の痺れと思われる感覚が、自分の腕に感じられてきて
それでも構わずに続けていると、その痺れがなくなっていったとのこと。
それと一緒に、患者さんの腕の痺れもスッキリとなくなっていたのでした。
ちなみに、
無くなるはずがないと思っていた、長年の症状がなくなった時の、
患者さんの反応って、どんな反応だと思いますか?
「やったーーーーー!!!」
「嬉しいーーー!!」
「治療してくれてありがとーーーーー!!!」
みたいなのを想像しませんか?
現実は違うんです。
だいたい、みなさんキョトンとされます。
そして喜びを爆発させることはなく、何かを失くしたような感じで
「あれっ?あの症状はどこにいっちゃったの」
といった様子で、首をかしげながら帰っていかれるのです。
意外な反応ですよね☆
そんな感じで、
患者さんへのヒーリング体験が始まったことで、
それをもっと深く知っていきたいとの好奇心から、
クォンタムタッチの講習を受けることを決めたのでした。
お読みいただきありがとうございました🍀
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