今月の初めに
子供が通う漆小学校のPTAで講演をしてきました。
テーマは「学童期の姿勢について」
今年は学校でも姿勢について取り組んでいて
配布されている資料も使いながら進めていきました。
例えば
このような資料が配られると
「これが正しい姿勢なんだ!」と考え
この絵と同じ姿勢に正すよう指導することが多いかと思います。
でも実際にやってみると思いのほか窮屈で
場合によっては、痛みや違和感を感じたりして
勉強するようなモードになれないことがほとんどです。
集中にはリラックスした状態が必要なので
緊張が過剰になると集中出来ない状態になるのです。
ではどうするのか?
それは
姿勢のプログラムの元となる
“私の身体は今こうなっている”
という脳の中の身体地図を
“自らの身体を感じる”
ことを通じてアップデートすると良いのです。
講演ではそんな話をしながら
実際に身体で体験してもらいました。
普段認識していない身体の部位を感じていくと
脳の中で自らの身体の認識が更新され
今の自分にとって最適な姿勢へと自然と調整が起こります。
今回の講演では時間が少なく
〇自分の腰を感じる
〇骨盤を動かしてみる
というワークを10分程やってみただけでしたが
普段の腰痛が気にならなくなったり
リラックスしているのに姿勢が真っすぐになっている
といった体感や感想を頂きました。
〈調整の一例〉
外からの見た目で矯正すると不快感を伴い
感覚を通じて内的世界を変化させると姿勢が自然と調う。
そんなシンプルなことを頭の片隅に置くことで
自分の身体や、子供たちの姿勢に対しての接し方が変わり
社会全体の認識も変わっていくと良いなと思ってます。
こういった内容での
講演やワークショップのご依頼もお待ちしております。
お気軽にご相談・お問い合わせ頂けると嬉しいです。
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